ヘイコラ。第拾八回。

とゆーアレで、みなさまこんばんは。
CROUKAメンズスタッフのヘイヨーことヨーヘイです。

前回のヘイコラでは11月に入って今年もあと1ヶ月半ほどとか言ってたのに、もう12月。あと20日もすればお正月ですよ。
その前にやってくるのはクリスマス。子どもたちのプレゼントを決めないと。
いや、それよりも年賀状だ・・・。
とまぁ、この通り年末の慌ただしさを実感している今日この頃なわけです。

CROUKA各店でもイベントがてんこ盛りで、その準備などの業務に日々勤しんでいるのですが、そんなところに「ブログ書けよ」とカレンダーのリマインダーがピコーン!とやってくるので、月イチ恒例の「あ、ヤバいブログ書かないと・・・」が発せられるのです。

そんなことを言ってみたところでブログがサクサク書ける機械の両腕をサンタクロースはくれないので、今年大流行のアレにあやかって「全集中」でヘイコラ、始めます。

本日のヘイコラは・・・

さてさて、今回は何についてヘイコラしようかと悩んだのですが、今シーズンCROUKAで大プッシュしていて、僕も大好きなあのアイテムについて書こうと思います。
というか、いまさらヘイコラすな!とツッコまれかねない「ド定番」アイテムなのですが・・・。

そのアイテムは、 adidas originalsSTAN SMITH です。

はいはい、アレね。あのおじさんね・・・という声が聞こえてきそうですが。

ヘイコラ的スニーカー界の3大永遠の定番シューズのひとつ。
今回はそんな『スタンスミス』についてつらつらと書き綴っていこうかと思います。

スタンスミスとは

はい、いつもの「そもそも」です。
グーグル先生に聞けば秒で教えてくれるのですが、一応ね。儀式みたいなもんです。

adidas originals(アディダス オリジナルス)のコートシューズ『STAN SMITH(スタンスミス)』。
誰もが一度は目にしたことのある超ド定番スニーカーで、ホワイトのボディにグリーンのヒールパッチを思い浮かべる方が一番多いのではないでしょうか。
このシューズのシュータン部分にプリントされたおじさんがスタン・スミスさんです。

本名は Stanley Roger Smith(スタンレー・ロジャー・スミス)。1946年生まれの現在73歳。12月14日が誕生日だそうで週明けには74歳になられます。ハピバ!
1960年代後半から1970年代前半にシングルス・ダブルスを問わず活躍したアメリカを代表するプロテニスプレーヤーで、当時のアメリカでは国民的英雄でもあったスタン・スミス氏。その活躍を讃え、1987年には国際テニス殿堂入も果たしています。

そんなスタン・スミス氏の名前をモデル名にしたシューズをadidasが発売したわけですが・・・。
実はその原型が、1964年に発売されていました。
それが『HILLET(ハイレット)』です。

このハイレットは、フランス人テニスプレーヤーの Robert Haillet(ロバート・ハイレット / ロベール・ハイレ)のシグネチャーモデルなのです。
1960年代初頭にプロへと転向したロバート・ハイレット氏は、アディダス社とスポンサー契約を締結。1963年に行われたテニスの全仏大会での活躍を受け、新しいアディダスのアイコンとなったハイレット氏の名を冠したシューズをリリースします。キャンバス製のテニスシューズが主流だった当時、軽量レザー製アッパーにスッキリとしたデザインのハイレットは従来のテニスシューズの概念を覆すモノだったそうです。
で、そんなハイレットを愛用して活躍したのがスタン・スミス氏。
『STAN SMITH』の発売については1971年だとか1973年だとか言われてるのですが、1976年にデンマーク向けに作られたカタログではシュータンにスミス氏の似顔絵、アッパーサイドにSTAN SMITHの文字が入ったシューズを『HILLET』として紹介しています。
過渡期には『スタンスミス・ハイレット』や『ハイレット・スミス』などと紹介され、シュータンにもスミス氏の似顔絵、サイン、そして「HILLET」とモデル名が共存してプリントされており、1977年頃まではこのダブルネーム状態でした。

1978年にはシュータンから「HILLET」の文字が消え、「STAN SMITH」とモデル名が新しくなります。
ちなみにシュータンのスミスの似顔絵にも年代によって違いがあるんですよ。
1978年まではぴっちり七三に口髭を蓄えた通称「おじさん顔」のスミス氏。先程の画像右側がそれです。
ウィンブルドンで優勝した1972年頃のスミス氏をイラスト化したものと言われています。
そして1979年からはシュータンのデザインが一新され、似顔絵も髪が少し長めで口髭がないスミス氏に変わります。

この似顔絵については、スタン・スミス氏自身がインタビューで「22歳から口髭を生やしてっけど、6ヶ月ほど剃ってた時期があるし、そん時のじゃね?(口調は想像)」と語っていて、1977年~1978年にかけて髭がなかったスミス氏のポートレートを元にイラスト化したロゴのようです。
「おじさん顔」と呼ばれる方が実は若かったんですね。

世界一売れたスニーカー問題

STAN SMITH は、1991年の段階で累計2200万足を販売し、『世界でもっとも売れたスニーカー』としてギネスブックに認定されています。
「えっ?コンバースのオールスターちゃうん?」
そう思った方も少なくないはず。オールスター(チャックテイラー)の歴史は古く、1917年にバスケットボールシューズとして誕生、通算販売数もおそらくスタンスミスとは桁違いでしょう。
コンバース社はギネスブックに申請もしていないようなので、『ギネス的』にはスタンスミスが世界一売れたスニーカーとされているんですね。
まぁどちらも素晴らしいスニーカーということには変わりないですけどね。

僕とスタンスミス

さて、そんなスタンスミスと僕の初めての出会いは、確か中学2年生のころ。
僕が通っていた中学では、通学靴は白の運動靴と決められていました。
1年生はみんな学校指定のお店で購入した、メーカーもよく分からないダサい真っ白の運動靴を履いていました。
でも、2年生や3年生のイケてるパイセンは、オールスターやスーパースター、そしてスタンスミスなどなど・・・ちょっと色の入ったスニーカーを履いていたんですね。
それを見たヘイヨー少年は「2年生になったらイケてるスニーカー履くぜ!」と心に誓うのでした。
そして月日は流れ、2年生になったヘイヨー少年は、その頃愛読していた『スニーカー大全』的な雑誌からスタンスミスをチョイス。
初めてのスタンスミスは大好きなおばあちゃんがプレゼントしてくれて、僕はお手入れをしながら大切に履いたのでした。ええ話や。
その後は、スーパースターやオールスター、ジャックパーセルといった色々な定番スニーカーを履いていました。

今イチオシのスタンスミス

さてさて、そんな名品スタンスミス。
ただいまCROUKAでプッシュしているのが今季の限定カラー「ホワイト×クリアグラナイト」です。

2016年に初めて発表されたこのカラー。ホワイトのボディに主張しすぎないグレーを差し、通常のスタンスミスよりも大人っぽさと清潔感が増し、カジュアルスタイルだけでなくキレイめスタイルにもマッチする一足として空前の大ヒットを飛ばします。
2017年に再販されるまで完売状態が続いたことで、一時プレミア価格で取引されることも。
そんなプレミアムモデル化したアイテムナンバー【S75075】が今季のラインナップに待望の復活を遂げました。
CROUKAでも9月に行った初回販売では瞬く間に完売した大人気アイテムなのです。


シュータンにはお馴染みのスタンスミス氏の似顔絵とサインがプリントされています。落ち着いたグレーのカラーで目立ちすぎず、「あの顔のプリントがちょっとイヤ」っていう女性にもオススメです。


シボ感のある天然皮革のアッパーにはパンチングのスリーストライプ。そして「STAN SMITH」の文字が箔プリントで添えられています。

男性にも女性にも、年齢を問わず履いていただけるミニマルなデザイン。まさに「Less is More」を体現した逸品なのです。

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おわりに

いかがでしたか?僕の長ったらしいスタンスミストーク。
ご存知だった方もご存じなかった方もスタンスミスの良さを再認識していただければこれ幸い。
そして、まだスタンスミスを履いたことがないという方には、ぜひ当店でご購入いただき、その良さを実感していただけると嬉しい限りです。

ちなみに、前述の「スニーカー大全」にはスタンスミスやワンスターなどのレザー製スニーカーを手に入れた昔の学生はシューズクリームなどを塗って大切に履いていたと記されていました。
昔の学生にとってはとても高価な靴だったんでしょうね。そんなことを思いながら僕も同じようにして大切に履いていました。
ぜひみなさんも、永遠の定番『STAN SMITH』を大切に育てながら履いてみてください。

それでは今回のヘイコラはここまで。
また次回のヘイコラで。

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