ヘイコラ。第八回。

とゆーアレで、みなさまこんばんは。
Croukaメンズスタッフのヘイヨーことヨーヘイです。

先日UPされたニシハラさんの記事で書かれていましたが、ただいまCroukaの実店舗では「Wonder Garden -CROUKA OUTDOOR FAIR-」が開催中です。
記事の中で大きなウィンドウにお絵描きする僕の姿がありましたが、先週はイベントの準備などなどバタバタしていたのでブログのことをすっかり忘れてしまっていました。まぁ覚えていたとしてもいつもギリギリまで書けないので、いつも通りといえばいつも通りですが。

さて、11月になりましたが、まだまだ日中は暖かく感じる日も多くて、「今年は暖冬」とテレビなどで言ってたけど本当だな~と感心しつつ、アパレル業界に身を置く者としては暖冬だと重衣料の売れ行きが渋くなるので、もっと寒くなってくれーと祈っています。寒がりですが。
僕たちCroukaは京都府の北部・福知山市をホームタウンとしていますが、日中の暖かさとは裏腹に朝晩はかなり冷え込んできていて、アウターや暖房器具の準備をすることで生活のあちこちで冬本番へと季節が移り変わっていこうとしているのを感じます。
もう今年も残すところ1か月半。1年って本当に早い。

さて、今回のヘイコラは?

今回は、冬本番を目前に控え、この時期になると毎年気になるアイテム「ダウンジャケット」について、ヘイコラ的にあれやこれやと語りたいと思います。
アウトドアやスポーツといったミックススタイルはもちろん、すっきりとした都会的なスタイリングからデイリーカジュアルまで幅広いスタイルにマッチするダウンウェアが続々と登場している昨今。軽くて暖かいので冬ファッションのマストアイテムとも言えますよね。そんなダウンジャケットについて、今更感はありつつも語っていきたいと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。

ダウンってなんぞや?

そもそも「ダウン」って何?そんな人もいるかもしれないので、サラッとですが書いてみます。
ダウンとは水鳥の胸部に生えている羽軸がないフワフワの羽毛のこと。水鳥は水辺に生息し、水上や水中で行動するので、ダウンは断熱と撥水のために空気を多く含む性質を持っています。
そんな性質を備えているので、アウターや寝袋といった防寒アイテムの中綿に使用されるようになったんですね。
ちなみに、ダウンジャケットの素材を見てみると大体10%~20%ほど(もっと多いものもありますが)の割合で入っている「フェザー」。これは羽軸のある羽毛のことで、おそらくみなさんがイメージする羽毛といえばこちらだと思います。フェザーは羽軸があることで弾力性があり、このフェザーを混ぜることでふっくらとしたロフト感を出し、また型崩れを防ぐ役割も担っています。

ダウンにもいろいろな種類が

さて、ダウンが水鳥の羽毛ということは分かれば、次に気になるのは「どんな水鳥の羽毛が使われているのか?」ということではないでしょうか?気になりませんか?そうですか。
一般的にダウンジャケットなどに使われているのは、ガチョウやアヒルの羽毛。グースダウンやダックダウンというワードを聞いたことがある方もいるかと思いますが、グースはガチョウ、ダックはアヒルのことです。
また、水鳥の種類の違いだけでなく、その水鳥の産地にも違いがあります。水鳥が寒さから身を守るための羽毛なので、寒さが厳しい地域の羽毛の方がより品質が良いとされていたりもします。

ダウン製品に付きまとうフィルパワー(FP)って??

ダウンジャケットなどの商品説明によく出てくるワードとして「〇〇フィルパワー」というのがあります。「〇〇FP」と書かれていることもありますね。
これはダウンのかさ高を表す単位のこと。1オンス(約28g)の羽毛をシリンダーに入れ、一定荷重を掛けた時の膨らみ度合いを示しています。700フィルパワーであれば1オンスの羽毛が700立方インチの体積に膨らんでいるということ。
羽毛の膨らみが大きくてフィルパワーの数値が大きいほど、羽毛に含まれる空気が層を作るので、保温性が高いということになります。ちなみに、一般的に高品質のダウンジャケットと言われるのは700FP以上が目安とされています。

用途に合わせてダウンを選ぶ

さてさて、ダウンのことがいろいろと分かったら、いざ冬本番に向けてダウンジャケットを選びましょう。
今はダウンジャケットにもいろいろなタイプがあるので、使うシーンによって選ぶのがオススメです。
例えば、普段使いの場合。北海道などの極寒地や屋外で長時間過ごすのでないのであれば、そこまで保温性(フィルパワー)の高いものでなくても良いかもしれないですね。通勤などビジネスシーンではコートの内側に着ることができる薄手のインナーダウンがオススメです。保温性が高いものはそれだけボリュームがあるものが多いので、人混み
逆に、寒さが厳しい地域の方やスポーツ観戦などで屋外に長時間いる場合を想定すれば保温性の高いものを選びたいですね。また、着丈の長いものを選ぶのもひとつです。
キャンプやトレッキングなどのアウトドアシーンであればアウターシェルが丈夫なものや耐水性・防水性に優れたものを。
もちろん、「このデザインが良い!」というのがあればそれを選んでいただければ良いと思いますが、使用するシーンによって使い分けるというのもダウン選びのコツです。

Croukaオススメのダウンジャケットをチェック

<CANADA GOOSE / カナダグース>
カナダ発の人気ダウンウェアブランド「CANADA GOOSE」。数年前の爆発的な人気からは落ち着いてきていますが、未だ人気が高く、Croukaでも毎シーズン品薄状態が続くブランドです。
カナダ北部やシベリア、アラスカといった極寒地で生活する人々や、南極探検隊、エヴェレスト登山隊などのプロフェッショナル達にもその製品を提供。「Made in CANADA」にこだわり、厳密なプロダクトコントロールと確かな技術力で優れたプロダクトを発信し続けています。
カナダグースの代表的なダウンジャケットには、カナダ産の上質なダウンと「アークティックテック」というオリジナルの高機能素材が使用されています。極寒地に向けて開発されたダウンジャケットの保温性と耐久性はさすがの一言。タウンユース用のライトダウンジャケットもお取り扱いしております。

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<WOOL RICH / ウールリッチ>
200年近い歴史を持つ、アメリカ最古のアウトドアブランド「WOOL RICH」。
カナダグースとは異なり、ダウン製品専門のブランドではありませんが、ダウンジャケットを語る際には必ずと言って良いほど、カナダグースの対抗馬として名前が挙がる人気ブランドです。
そんなウールリッチのダウンジャケットと言えば「アークティックパーカ」が有名です。元々、アラスカで天然ガスのパイプラインを引く作業員のために開発され、マイナス何十℃という厳しい寒さにも耐えられる保温性と雨や雪にも負けない撥水性、内部のムレを軽減する透湿性など、アウトドアブランドならではの非常に優れた機能性を備えています。
見た目は非常にシンプルで、カナダグースのようにブランドロゴがドーンとあしらわれていることもないので、シンプルなデザインが好きな方やビジネスユースにもオススメですよ。

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<PYRENEX / ピレネックス>
フランスはピレネー山脈の麓で、羽毛を生産する会社として1859年に創業した「PYRENEX」。
世界的には珍しい、原毛から製品までを一貫して生産しているブランドで、現在ではパリの直営店や百貨店にコーナーを展開する、フランスを代表するダウンブランドです。
元々は本格的な雪山仕様のダウンジャケットを展開していましたが、より都会的なデザインに刷新されてからは年々注目度が高まってきているブランドです。
ピレネックスのダウンはフランス産のダックダウンが使用されており、採取された原毛を1時間以内に洗浄することを徹底したり、5段階の検査をクリアしたダウンのみ使用するなど、厳格な管理と技術に基づいた非常に高い品質を誇ります。
フランスブランドらしい無駄のないスッキリとしたデザインとややボリュームを抑えた綺麗なシルエットが特徴で、都会的な着こなしにもマッチしてくれます。

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<NANGA / ナンガ>
「NANGA」は1941年創業の滋賀県米原市発の国産羽毛製品メーカーから生まれたダウンシュラフ(寝袋)ブランド。
ナンガの寝袋は非常に評価が高く、その技術を活かして今ではダウンを使用したアパレルも展開しています。ナンガで使用しているダウンは、成熟した水鳥の羽毛を使用し、国内で洗浄・精製されているため、 羽毛本来の温湿度調整機能が非常に高く、丈夫で羽毛特有の臭いもないのが特徴。ダウンは国内の羽毛加工メーカーの「河田フェザー」の羽毛を使用しており、原料の調達から縫製までの全ての工程を国内で行い、高品質なダウンを提供しています。また、ナンガのダウンジャケットはコストパフォーマンスに優れており、日本国内での着用に十分な機能性と品質を備えた国産ダウンジャケットが比較的低価格で手に入るというのも魅力の一つです。
ナンガの代表的なダウンジャケット「オーロラダウンジャケット」は非常に高レベルの防水性と透湿性を兼ね備えたオリジナルのアウターシェル「オーロラテックス」を使用しており、水濡れに弱いダウンを守るだけでなく、天候を気にすることなくアウトドアフィールドでのアクティビティを楽しむことができます。

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<Rocky Mountain Featherbed / ロッキーマウンテンフェザーベッド>
1960年代後半からアメリカで操業していた「Rocky Mountain Featherbed」。
継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークをアイコンとし、羽毛布団(FEATHERBED)のような防寒性、保温性を備えたダウンベストを生み出したのが始まりです。1970年代には、その当時最高のハイテク素材ゴアテックスをいち早く採用するなど、さらなる飛躍を遂げると思われていましたが、1980年代後半に残念ながらブランドは消滅してしまいます。
そのロッキーマウンテンフェザーベッド(RMF)を復活させたのは、一人の日本人収集家でした。20年という歳月を経て、研究と試作を重ねた結果、オリジナルをも超えるリプロダクツを完成させます。確かな価値を受け継ぎつつ、新たに現代的な解釈を加えて他にはない贅沢な製品を生み出しています。
そんなRMFのダウンジャケットの中でも革新的と言われるのが、6ヶ月間着用できることを想定して作られた「SIX MONTHシリーズ」やダウンの概念を覆すシート状になったダウンを使用した「THIN DOWNシリーズ」。薄くても暖かく、すっきりとしているのでダウンのボリューミーなルックスが苦手という方や、コートやナイロンシェルジャケットとレイヤードしたい方などにオススメです。

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<DANTON / ダントン>
Croukaではおなじみのフレンチワークブランド「DANTON」。元々はキッチンウェアや作業着、ユニフォームなどを手掛けていましたが、そこで培ったノウハウをもとに、現在では小粋で洗練されたフレンチテイスト溢れるカジュアルウェアを展開しています。
ダントンのダウンジャケットといえば、ロングセラーとなっているインナーダウンジャケットが有名ですよね。もうすでに所有しているという方も多いのではないでしょうか。
薄手でも暖かく、すっきりとしたシルエットとシンプルなルックスで年齢・性別を問わず人気のアイテムです。カラーバリエーションも豊富なのが嬉しいですよね。さらに、ウィメンズモデルではお尻が隠れるロング丈タイプもあり、幅広いシーンで活躍してくれますよ。

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おわりに

いかがでしたでしょうか、ヘイコラ的ダウン講座。アウトドアフェアからの流れで、ヘイヨーイラストを交えつつお送りしましたが・・・
また長々と語ってしまい、このブログを書きながら「こんなに長ったらしく書くつもりじゃなかったのに・・・」と自ら言ってしまう始末。
まぁ、読者のみなさんがダウンジャケット選びに迷った際の参考になってくれれば、これ幸いということで。

ちなみに、ここでご紹介したブランド以外にもCroukaではダウンジャケットを多数取り扱っておりまして、まだオンラインショップではアップされていないものもあったりします。
まだまだ注目のダウンジャケットがアップされる予定ですので、引き続きチェックしていただければと思います。

それではまた次回のヘイコラで。

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